新型コロナウイルス感染症への今後の本学対応について(5月28日更新)

2020年05月29日

5月25日夜、政府は新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言について東京など首都圏の1都3県と北海道を解除することを決め、全国で解除されることになりました。

今後は段階的に経済活動の再開が進められることになりますが、段階的な緩和には、「新しい生活様式」や、感染拡大防止に向けた業種別ガイドラインの実践が前提となります。

そこで、本学の今後当面の間(6月1日~6月21日)の対応について、以下のとおり実行することを決定しましたのでお知らせいたします。

<方針>
 ◆人命を最優先として、安全な教育の継続・提供に取り組む
 ◆感染症拡大防止への最大限の配慮と「新しい生活様式」の徹底
 ◆6月以降、社会情勢を注視しながら段階的に活動制限の解除をすすめる
 ◆必要に応じた大学への入館制限、休業措置等を行う
 ◆大学入館時はマスクを着用、手指消毒、三つの密を徹底的に回避する、ソーシャルディスタンスをとる

1.教育研究活動
①研究活動は続行できるが、感染 拡大に最大限の配慮をする
②学生・修了生等との面談・指導はオンラインを推奨する

2.授業(講義・演習)について
①春学期間はオンライン授業を継続する
②6月21日以降、計画・申請に基づいて対面指導を行うことを可能とする
 ※演習指導については6月1日以降とする
 ◆計画・申請は各科目担当または演習指導担当が必要に応じて対面指導の計画を立て、事前に研究科長・学長の承認を得ることとする
 ◆対面指導を行う場合は、教室の物理的な状況も踏まえて「三つの密」を徹底的に回避する
  例えば、同日に対面指導する科目等が複数あり、その結果多くの学生が一同に集まり教室や館内が過密になるといったことがないように、教室および館内の人数制限をする、重複した場合は日程調整を行うなどの工夫をする
③教室等はソーシャルディスタンスに基づいた座席配置を設定する

3.事務窓口手続きと事務局体制
①学生は来学して必要な事務手続きをすることが出来る
来学にあたっては事前予約を行い、入館記録に記入する
②事務局職員は引き続きの分散体制と飛沫感染予防のフィルムの設置など最大限の感染要望対策を実施する

4.図書館
①当面の間は、図書館は一時利用(短時間)のみとする
利用にあたっては、事前予約を行い、入館記録に記入する
②6月21日以降、図書館利用時間の延長、自習室の利用等を段階的に可能にするよう検討する
③図書館は自習机の間仕切り等必要な感染症対策を行う

5.キャリア支援
①引き続き、キャリア支援の面談等はオンラインで行う
必要に応じてキャリア支援室または担当教員が来学を求めることがある

6.首都圏、県外との往来、海外渡航など
①県をまたぐ不要不急の移動は5月31日までの間は禁止する
②6月1日からは今回の解除対象となった1都3県と北海道との往来は政府発表のとおり6月19日までは「慎重な対応」をとる
③海外渡航の禁止の継続

7.イベント、学生の課外活動
①一定規模以上の参加者が予定される各種イベントの主催・参加、懇親会等各種課外活動の開催・参加を自粛する
②オンライン・Web 会議ツールを活用するなどの工夫をする

8.学内会議
①対面会議は必要最低限とし、原則としてオンライン会議とする

新型コロナウイルス感染症への対応は、人々が様々な活動を再開するこれからが本番です。警戒を怠らないよう、引き続きの感染拡大防止と、「新しい生活様式」の実践についてご協力をよろしくお願いいたします。
なお、再度、感染が拡大し、まん延の恐れがあると認められた場合には、改めて、大学への入館禁止規制や休業措置等の感染拡大防止対策を強化することとなります。

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