龚 梦燕さん

龚 梦燕さん

2013年9月本学修了

社会人として大学院で学びなおすに至った経緯を教えてください。

大学で国際貿易を専攻していた私は、卒業後、国際貿易関連の会社に就職するつもりでした。そのため、国際貿易 会社で実習することがありました。この会社の主要業務は日本へ服を輸出することでした。私はこの実習を通じて、貿 易についての知識を得ることができましたが、自分自身に足りない不足している知識も見えました。例えば、お客様は日本の会社ですが、日本のビジネス環境とビジネス文化をよく知りませんでした。そのため、私は日本に留学して、経営学 が学べる事業創造大学院大学で、経営についての十分な知識を勉強しようと思いました。

大学院で学んだことが現在の仕事や実社会で役立っていると実感するケースはどんなときですか?

「企業倫理」や「財務会計論」などの基礎科目を履修することにより、企業の基本構造や財務の基本体系を学ぶ ことができました。これらの基礎科目の修得を通じて、財務諸表上の数値を分析し、企業組織の診断をすることが できます。また「経営戦略」や「マーケティング」などの修得を通じて、競争相手の分析や市場の変化を理解できる ようになります。さらに「ビジネスプラン作成法」では起業を実現するまでのプランニング過程を学習しますので、起 業実現までの本質を知ることができます。その他、「地域経済産業論」は日本のビジネス市場の事例を、「国際経 済・産業・金融」では国際ビジネスの環境を把握できるようになりました。私は事業創造大学院大学で系統的な経 営知識を修得することができましたので将来の起業に自信がもてるようになりました。

事業計画書(ビジネスプラン)の作成にあたって社会のニーズをどのように捉えましたか?

私の事業テーマは「元味自然」料理店です。近年中国は、工業発展のため、食品安全問題は深刻になっています。特に、農作物、家畜を生産する 水源や土壌の汚染問題、そして、家畜の飼育基準の不徹底(不衛生な生育環境、家畜育成用抗生物質の乱用などの)製造や加工過程でのモラル の低下があり、さらに不良品を混入させているという現状があります。このように食品添加物や内容物の偽装問題があるために、私は消費者のみ ならず生産者に対しても、料理の健康性と安全性をもっと重視してもらいたいと思っています。そのためにも環境を守るべき理念を提唱していきた いです。私はこのニーズを捉えて、健康で安全な栄養のある料理を提供し、環境を守るためのサービスを行う料理店を創りたいと思っています。

大学院修了後に、今改めて抱く目標や展望を教えてください。

修了してまだまもないですが、私は中国へ帰国し、自分の料理店をつくりたい、そのためにもこれまで考案してきた事業計画書を実現したいです。しかし、今の私 には資金や人的ネットワークなどの資源が少なく、私の力には限りがあるので、いろいろな資源を蓄積できるよう、まずは先に就職し、人脈や資金を蓄積し、ヒト、 モノ、カネの準備が整った段階で、事業を始めたいと思います。もちろん、事業創造大学院大学で修得した知識は将来、起業する上で重要な意味をもちます。

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