事業創造大学院大学

2025年4月、事業創造大学院大学は
開志創造大学へ名称変更予定です。(仮称・設置構想中)

お知らせ

2020.03.19 お知らせ

「学位記」授与および「事業創造アウォード」表彰が行われました

事業創造大学院大学は、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響拡大に伴い、2020年3月19日(木)に予定していた「2019年度秋学期 学位記授与式・修了式」を中止し、57名の修了生の皆様を対象に「学位記」の授与を事務局窓口で行いました。
修了されました日本、中国、ベトナム、カンボジア、モンゴル、インドネシア、カザフスタンの7か国の修了生の皆様、本学教職員一同、心からお祝い申し上げます。

「学位記」授与の際は、仙石学長による「式辞」や、修了生を代表して小川善弘さん(株式会社NSGアカデミー)による「答辞」を文面化し、「お祝いの言葉」として修了生の皆様に添えさせていただきました。

仙石学長の「式辞」では、第一に「難しい課題を乗り越えるにはどうすべきか」、第二に「世界の最先端の情報に注目し続ける必要性」、第三に「心身共に健康であることが仕事の一部であること」。
以上の三つについて、修了生に対するお祝いの言葉を贈りました。

修了生代表 小川善弘さんの「答辞」では、①「働きながら」だからこそ得られる「深い学び」があったこと、②机上の経営学ではなく、よりリアルで実感をもって経営学を学ぶことができたこと、③年齢や国籍は異なっているものの「志」を同じくする仲間とのかけがえのない出会い・時間を共有した連帯感は、他ではなかなか得られないものであったと回想されました。
また、本学で学んだ知識を活用し、目の前やこれから起こり得る事象をどのように捉え、判断し、実行するのか。すなわち事業成功の正解は自分自身でつくり上げることが重要であると述べられました。
「答辞」の最後には、「今」を正しく判断し「未来」を確かに予測し実行することによって社会に還元していくことこそが、私たち修了生の使命であると力強く締めくくりました。

そのほか、本学の修了要件でもある学位論文最終公開審査において優秀な成績を修めた者を表彰する「事業創造アウォード」表彰が3月18日より学長室で行われました。優秀賞には3名、最優秀賞には1名が選出され、それぞれの成果を仙石学長が称えました。受賞された皆様(以下4名)、おめでとうございます。

< 事業創造アウォード 優秀賞 >

・小川善弘さん/株式会社NSGアカデミー
 事業計画書「~様々な環境格差を解消する~オンライン型個別指導塾」(岸田伸幸教授ゼミ)

・Le Hong Phu(レ ホン フー)さん/ベトナム・ダナン工科大学出身
事業計画書「新潟におけるベトナムコーヒーショップの設立」(岸田伸幸教授ゼミ)
※現在、新潟市内においてベトナムコーヒーショップの設立に向けて起業準備中です。

・宮島拓人さん/三行合成樹脂株式会社
 事業計画書「脱下請け体質に向けた中長期の事業戦略」(五月女政義副学長・教授ゼミ)

< 事業創造アウォード 最優秀賞 >

・Ha Xuan Thao(ハ スアン タオ)さん/ベトナム・ダナン外国語大学出身
 研究論文「新潟県における高度外国人材としての留学生定着に関する研究」(杉本等教授ゼミ)
※出身大学であるダナン外国語大学教員として本学へ進学。修了に伴い、母国ベトナムへ帰国し再び教員として教鞭を 執る予定です。

本来であれば、修了生の皆様やご家族の皆様のお気持ちを考えますと「式典中止」という決断は本学としても大変辛い決断ではございました。
しかしながら、修了生の皆様一人ひとりの安全確保と感染防止を最優先に考えこのような対応に至りましたこと、皆様にご理解いただけましたら幸いに存じます。

修了されました57名の皆様、改めまして、事業創造大学院大学修了、誠におめでとうございます。
本学教職員一同、皆様の更なるご活躍をお祈りいたします。