事業創造大学院大学

2025年4月、事業創造大学院大学は
開志創造大学(仮称)へ名称変更予定です。

学生の声

城所 龍文さん

テレビ局の新しい収益モデルを探していきたい

城所 龍文さん

株式会社テレビ新潟放送網 編成局 編成進行部 2014年4月本学入学

入学した動機について教えてください。

私が事業創造大学院大学への入学を希望した理由は、テレビ局の新しい収益モデルを探していきたいと考えたためです。現在CMから得られる広告収入は横ばいの状態が続いており、今後爆発的な成長が見込めるかは、不透明な状態が続いています。他方で、スマホなどの普及により、ネット広告が高い伸び率を示しています。この状況から、本業である放送収入を強化するにはどうすればいいか。放送外収入を成功させるにはどうすればいいか。この2点について、体系的な知識を身につけたうえで、向き合いたいと考えました。また業種、国籍様々な方々が通っており、情報交換したり、切磋琢磨したりする中で、新しいアイディア、打開策が得られればと考えています。

学んでいる科目について教えてください。

2014年度は、経営に関する基礎知識を身につけることが出来るよう、科目選択を行いました。経営に関する予備知識が全くない私にとって、どの講義も大変勉強になりました。中でもマーケティングは、以前から興味を持っていました。今回講義や、課題を通してマーケティングに関する基礎知識を学び、整理することができ たのは、大変意義のあることだったと感じています。今後の会社生活で活かすことができるよう、より理解を深めて自分のものにしていきたいと考えています。

演習や事業計画書(ビジネスプラン)について教えてください。

「テレビ局の強みを活かした事業」を行いたいと考えています。公共の電波を使うことが出来るという事は、それだけで強みと言えます。しかし、そこに依存しているだけでは、今の事業と変わらないと考えています。テレビ局の中には、「ノウハウ」であったり、「情報」であったり、眠っている資源が多々あると考えています。それらの、現在活用されていない資源と、電波の両方を活かした、事業計画を考えています。またローカル局として、より地域に密着した、地域を盛り上げていけるような事業計画にできればと思っています。

MBA取得後の将来の目標について教えてください。

新規事業の立案と実施、放送収入の強化、マーケティングに基づいた番組の提案、組織強化など、やりたいこと、やらなければならないことは探せば色々出てくると思います。もちろん一人で出来ることではないですし、知識も持ち合わせていません。今は土台作りをしていると考えています。知識を自分のものにして、卒業後は会社や、業界が抱えている課題を一つ一つ、社内社外問わず、周囲の方々を巻き込みながら、取り組んでいきたいと考えています。