小松 悠さん

スポーツで感動できるシーンを創りたい

小松 悠さん

公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ) フットボール統括本部 競技・運営部

2013年3月本学修了

社会人として大学院で学びなおすに至った経緯を教えてください。

私は(学)国際総合学園 JAPANサッカーカレッジで3年間勤務し、その後(学)新潟総合学院 新潟公務員法律専門学校へ異動となり2年間勤務する傍ら大学院に通いました。サッカーの仕事をすることは夢、学校の先生も小さいころからの夢でしたが、自分がこれから成長するためには、今の自分には何かが足りていないという強い感覚から、学びの場に自分の身を置かなければという考えがありました。そんな折、事業創造大学院大学を修了した職場の上司から話を聞いて入学に興味を持ちました。学部生時代は経営学という学問分野にほとんど触れていませんでしたので、学びなおすというより、職場が変わるタイミングを新たに学ぶチャンスととらえ、入学を決意いたしました。

大学院で学んだことが現在の仕事や実社会で役立っていると実感するケースはどんなときですか?

大学院で印象に残っている講義のひとつは「経営組織」です。組織論やリーダーシップ論、キャリア論を、自身の働いている組織とそこで生じている事象に照らしあわせ分析、分析した内容をプレゼンし議論する、というプロセスで講義は進みました。それは自身の職場やキャリアを客観的に見つめ直す、立ち止まって考えなおす訓練の場でした。しかも社内の人間だけではなく、異業種の社外の人と同じテーマを扱うので、物事を多面的に観て考えることができました。大学院の外へ出ても、今目の前で起こっている事象や組織が抱えている課題は、何が問題なのだろうか、どうすれば改善されるのか、というマインドは持ち続けられていると思います。講義を通じて出会えた名著、論文もそういうマインドを支え、視点を増やし、視野を広げてくれていると感じています。

事業計画書(ビジネスプラン)の作成にあたって社会のニーズをどのように捉えましたか?

演習(ゼミ)では赤木弘喜先生(元事業創造大学院大学准教授)と丸山一芳先生の指導のもと、Jリーグをテーマに事業計画を作成しました。当時、Jリーグのアジア戦略というキーワードが世の中に出始めていたこともあり、JクラブがASEANを中心としたアジア諸国でグラスルーツ(サッカースクールなどの普及)活動を展開するビジネスプランを構想しました。
事業計画を作成していく過程で、Jリーグ関係者とのインタビュー調査を実施しました。インタビュー調査で得られた情報をもとに、Jリーグがアジア戦略について今後どのような具体的展望を持っているのかを踏まえた事業計画を作成することができました。インタビュー調査が実現できたのは、丸山先生がJリーグとネットワークをお持ちだったからで、この時のインタビューがきっかけとなり、現在Jリーグで勤務しています。大学院への門戸をたたいたことで、新しい人との出会いがありました。出会いが自分のキャリアを変えてくれました。大学院を通じて出会えた多くの方々とのつながりは私の財産です。

大学院修了後に、今改めて抱く目標や展望を教えてください。

Jリーグでの勤務を通じて得られた経験、知識、人的ネットワークを活かして、新潟県内でサッカー、スポーツの発展に貢献できる事業に携わり、スポーツで感動できるシーンを創りたいと考えています。まだまだ準備期間は続くと思いますが、ゴールから逆算して、いい準備をしようと思っています。

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