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事業創造大学院大学 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する対応について

学長メッセージ

本学では、「新型コロナウィルス感染拡大防止のための行動指針」を定め、0段階(通常)から5段階までの行動指針の基準に従って大学運営をしております。日々の状況の変化を見ながら、危機対策本部会議を開催、毎月どの段階かを定めて、皆様にお知らせして、ご協力をいただいております。

現状では、日本国内で緊急事態宣言が継続しており、県内でも感染者数は、高止まりが続いていることから警戒を続け、第3段階に該当すると判断し、運営をしております。基本的には、

  • ① 人命を最優先として、安心・安全な教育の継続・提供に取り組む。
  • ② 学内での感染クラスターを発生させないとともに「感染しない・させない」への心掛け。
  • ③ 感染症拡大防止への最大限の配慮と「新しい生活様式」の継続的で確実な実践。

以上の3つを行動指針としております。教職員の院生の皆さんへの指導はオンラインを原則とし他に代替手段がない場合に限定して許可後に対面での指導をしております。図書館の利用も事前予約による許可制になっていますので、コロナ感染がある程度収まるまで我慢をしていただきたいと思います。大学への登学の機会が少ない時期を、読書やオンラインの講演会などへの参加、論文、事業計画書のための資料作成などにむしろ積極的に利用する態度も必要です。

昨年の5月から、原則としてオンライン講義が続いています。私も、昼と夕方の講義を行っていますが、オンライン講義の初めに各院生のお名前を呼んで、ディスプレイ上の院生の顔を見て元気な姿を確認しております。その雰囲気が初等教育の授業のようで、大人の院生が対象で少し気恥ずかしいのですが、院生の元気なお顔を見るのが楽しみです。講義の中で、院生には、以下の4つの項目について、自身で考えていることを発表してもらって、皆で質疑応答をしています。

  • (1)新しい日常 “The new normal”とは?
  • (2)beforeコロナ、preコロナ、inコロナ、with コロナ、after コロナ、postコロナ とは?
  • (3)何が変わるのか?
  • (4)新しいビジネスは?

昨年も同じ、項目に従って院生の皆さんのお考えをお聞きしました。1年後の今年の院生の皆さんにも同じ項目について院生の皆さんのお考えをお聞きしました。昨年と今年の院生の皆さんのご意見での特徴は、今年は「考えがより具体的で、新たな希望が含まれている」ことです。昨年の今頃は、日本では新型コロナウィルス感染拡大が始まったばかりで、不安もあり緊張をしていたのだと思います。この世界的な変革の時に、より具体的で、新たな希望をもつ院生に、心からエールを送りたいと思いました。

本学の最近の広報誌J PressVol.63に、パンデミックでの私自身の印象の変化を記述しましたが、最後にそれについて述べます。パンデミックが始まってから、テレワークが増え、教育もオンライン講義となりました。この動きの中で、一極集中から地域分散の動きとなり、グローバル化による貧富の格差拡大が社会問題化し、ローカルの重要性が叫ばれています。また、オンライン講義の拡大により、優れた教材が遠隔でも利用できることが注目され、一方で先が見通せなく、かつ課題の解決方法が分からない状況では、過去の知識や経験では対応できず、継続的な研究と実践の繰り返しとなる学習能力に頼らざるを得ないことも分かってきました。このことは、過去のブランドや権威を頼りに活動するのではなく、自身の興味のある問題意識で活動をおこす時代へと向かっていることを示しています。このような状況で、広くかつ深く実践で学び続けるために、さらに新しい産業の振興のために、兼業・副業の必要性が認識されてきました。技術革新の面では、post(beyond)5G、ブロックチェーン、量子コンピュータなどが注目されます。以上がパンデミック経験での私が感じている印象の変化です。社会、経済での変革の時代には、ビジネススクールでの研究と実践の繰り返しの学習は、新しい時代を開く大きな力になると確信しています。 希望を持って、進みましょう!

2021年5月28日
事業創造大学院大学
学長 仙石 正和

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