社会制度の違いを財産権を中心に分析します。
経済社会指標の国際比較により各国の制度の違いが明らかになります。
World happiness index (世界幸福度指標) |
International property right index (国際財産権指標) |
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実施機関 | 国連持続可能開発ソルーションネットワーク(UNSDSN) | 全米税制改革連盟(ATR) |
実施期間 | 2012年に第1回発表、今年(2021)が8回目。今年は153カ国・地域が対象。 | 2007年にIPRI開発のため、ソト・フェローシップを設立。以来IPRIを公表してきた。今年は15回目で、129か国対象 |
総合指標の意味 | キャントリルラダーCantril ladderと呼ばれる手法(0~10の11段階の自己評価)を用いて、自分の幸福度がどの段階にあるかを自己評価した主観の平均値(WHI)(データはギャラップ社によるもの)。 | IPRIは世界の国々の財産権の地位を示すバロメーターとして開発された。財産権は、経済成長と社会発展を育み、繁栄と革新を促進する能力を示し、公民権と市民の自由を保証するための最も効果的なメカニズムであるという考え方に基づく。 |
2021 調査結果 |
上位はほぼ北欧諸国。G7諸国では、ドイツ13位、カナダ14位、英国17位、米国19位、フランス21位、イタリア28位。なお、日本は56位。 | 2021年のIPRIは129カ国を占め、世界人口の93.91%、世界GDPの97.73%を占めている。全体の2021-IPRIスコアは5.60で、3年連続で後退があった。 |
国際財産権指標や国連幸福度指標やSDG指標などを比較検討する。
(1)2018年度:
第1回Japan-USイノベーションサミットにて、国際財産権指標(IPRI)を初めて紹介。
(2)2019年度:
第2回Japan-USイノベーションサミットにて、国際財産権指標(IPRI)を解説
(3)2020年度:
第3回Japan-USイノベーションサミットにて、国際財産権指標(IPRI)と世界幸福度指標を比較検討。IPRI全文翻訳を実施。
(4) 2021年度:
第4回Japan-USイノベーションサミットにて、国際財産権指標(IPRI)と世界幸福度指標を比較検討