【特別講義レポート】東洋大学国際地域学部教授・梁春香客員教授

特別講義

2012年06月01日

【特別講義レポート】東洋大学国際地域学部教授・梁春香客員教授
 
 
東洋大学 国際地域学部 国際観光学科教授
梁 春香 客員教授
2012年5月19日(土)「観光振興と地域の活性化について」
 
 
 
2012年5月19日(土)、東洋大学 国際地域学部 国際観光学科・教授で
本学の客員教授も務める梁 春香氏により、特別講義が開催された。
「観光振興と地域の活性化について」と題した講義には、院生・一般の方
を合せて、約40名の受講者が参加。
 
 
≪講義レポート≫
昨今、観光については、その本質が変わりつつあり、観光に対する新たな理解
が必要とされている。

観光から観光交流へ、つまり、一方通行から双方向の観光が重要視されている。

観光交流とは、「人との触れ合い、自然との触れ合い、歴史、文化との触れ合い
といった人々の社会的な交流活動である」と定義できる。

観光振興は、地域活性化のためによく使う手法の一つだと考えられる。

つまり、観光活動を盛んにすることを通して地域を活性化させる。

観光活動は、人的な交流活動であり、観光交流は、民間性、相互性、
開放性、国際性、行動の自主性という特性を持つが、国際観光の場合は、
国民の相互理解の最も近道になる。

したがって、観光振興のための素材「光」がなんであるかを見出し、いかに
知ってもらうかが大切であり、課題となる。

また観光振興のために国際観光交流を大いに展開し、世界の人々に日本の
「光」を知ってもらうことも地域活性化に寄与することが期待できるが、昨今の
国際観光交流において中国抜きに語ることができない時代になっている。

中国と日本は、地理的に近いため、両国が、北東アジアの地域でその果たす
役割は、極めて大きいと考えられる。

観光振興と地域活性化のために日中観光交流を拡大することが重要であり、
そのためには、観光交流による相互理解と両国の障害を取り除き、乗り越えて
いくための知恵が必要であり、若い世代に期待したいところである。


 
 
≪プロフィール≫
◆履 歴
中国北京第二外国語学院日本語学部卒
立教大学大学院応用社会学研究科博士課程前期課程修了(観光専攻)
中国吉林大学大学院博士後期課程修了(経済学)
北京第二外国語学院日本語学部講師、ホテル管理学部助教授、学科長
新潟産業大学人文学部助教授を経て
東洋大学国際地域学部国際観光学科教授
中国・吉林大学北東アジア研究院客員教授
北京対外貿易大学客員教授
平成19年4月~平成20年3月 中国・復旦大学 訪問学者
NPO法人日中韓観光協力機構理事長

◆所属学会
日本国際観光学会会員
北東アジア学会会員・理事
韓国北東アジア観光研究会会員・東京支部長

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