事業創造大学院大学

2025年4月、事業創造大学院大学は
開志創造大学(仮称)へ名称変更予定です。

お知らせ

2018.07.19 お知らせ

本学留学生2名が新潟日報の記事で紹介されました

2018年7月10日(火)の新潟日報おとなプラスに掲載された「新潟が育む アジアの留学生」という記事で、事業創造大学院大学の
●修了生 Batsaikhan Enkhtuvshin(バトサイハン エンフトゥブシン)=通称トブシエ=さん(モンゴル出身/2018年3月本学修了)
●在学生 Nguyen Thi Kim Luong(グェン ティ キム ルォン)さん(ベトナム出身/2016年10月本学入学)
のふたりが、紹介されました。

事業創造大学院大学で研究発表するトブシエさん

事業創造大学院大学で研究発表するトブシエさん

ベトナムでフルーツパーラーを開くビジネスプランを説明するルォンさん

ベトナムでフルーツパーラーを開くビジネスプランを説明するルォンさん

記事は、トブシエさんとルォンさんの、事業創造大学院大学への入学経緯や、大学院生活、修了後の将来計画をまとめた内容となっています。また、「地域も企業も注目を」という見出しで、本学 富山栄子 地域・国際担当副学長・教授による総括も掲載されています。

憧れの企業だというスノーピークを訪れたトブシエさん

憧れの企業だというスノーピークを訪れたトブシエさん

2016年秋の入学式にベトナムの民族衣装アオザイで参加するルォンさん

2016年秋の入学式にベトナムの民族衣装アオザイで参加するルォンさん

この記事について、ルォンさんは以下のようにコメントしています。

今回、新潟に住んでいるベトナムの留学生を代表し、新潟日報おとなプラスの新聞記事に掲載されまして、大変うれしく思います。記事に書いた通り、私はもともとベトナムのハノイ国家大学外国語大学で日本語を専攻として勉強しましたから、経営学に関しては全然わからなかったです。そのため、最初事業創造大学院大学に入学したとき、授業に出てきた専門用語が聞いても分からなくて、困りました。しかし、学内の図書館を使って、先生が話す内容をビデオ経由で再度学び、本を読むなど自己学習を通じて、だんだんと慣れてきました。最初は経営学があまり好きではありませんでしたが、時間が経つと好きになり、将来私も経営者になりたいという夢を抱いています。具体的には、将来ベトナムで日本のフルーツパーラーのような高級感があるブランドを立ち上げ、ハノイの富裕層に向けて国内生産の安心安全な果物を販売したいです。特に、現在日本の糖度計(スイカやみかんなどの果物にある糖度を測るための機器)はベトナムの市場にまだないので、その新しい技術をベトナム市場に投入し、ベトナム人に対して近代的なライフスタイルを届けていきたいと思っています。また、新潟に来てから、新潟のイチゴやナシなどの果物が大好きになりましたので、将来機会があればそれをベトナム人に紹介し、新潟・ベトナムの懸け橋になりたいです。

事業創造大学院大学のベトナムビジネスマッチング・現地調査でベトナムの日系企業Good Life(グッドライフ)を訪れた。左から3番目がルォンさん、右から5番目が富山栄子教授

事業創造大学院大学のベトナムビジネスマッチング・現地調査でベトナムの日系企業Good Life(グッドライフ)を訪れた。左から3番目がルォンさん、右から5番目が富山栄子教授

また、富山教授からのコメントもご紹介します。

今回、高い志をもって起業したトブシエさんと、起業志望のルオンさんが、新潟日報おとなプラスに特集として掲載されたことを嬉しく思います。留学生の代表として、彼らの勉学に対する真剣さや熱い思い、新潟への思いを広く県民の皆様に知っていただくことができたと思います。インタビュー記事から、彼らが2年間、新潟で真剣に事業計画書の作成に取り組んだことがよく伝わってきます。
本学の留学生を含めて新潟には優秀な学生が留学にきています。彼らはわれわれが気づかない新潟の魅力も発見してくれています。われわれはそうした留学生の視点をもっと重視し、一緒になって魅力的な新潟を作っていけたらいいと思います。そして県民の皆様や企業の皆様にもっと本学の留学生と交流していただき、新潟そして世界の未来につなげていけたらいいと思います。