事業創造大学院大学

2025年4月、事業創造大学院大学は
開志創造大学(仮称)へ名称変更予定です。

お知らせ

2021.09.21 お知らせ

世界3ヵ国同時LIVE配信による2021年度春学期「学位記授与・修了式」を挙行

2021年9月17日(金)、事業創造大学院大学において新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止の観点から世界3ヵ国同時LIVE配信によるリモート方式で「学位記授与・修了式」が挙行されました。

式典には、本学が提携する交流協定校及び指定校から3ヵ国3大学より3名の方、並びに本学同窓会会長が来賓として式典にご参加されました(参加されました来賓各位は以下のとおりとなります)。

◇ベトナム社会主義共和国 
ハノイ大学 日本語学部 副学部長 
Nguyen Song Lan Anh(グェン・ソン・ラン・アイン)教授
※途中参加のため写真なし

◇インドネシア共和国 
デンパサール・マハサラスワティ大学 外国語学部 日本文学科 
Ni Luh Gede Meilantari(ニ・ルー・グデ・メイランタリ)講師

◇ミャンマー連邦共和国
ヤンゴン外国語大学 外国語学部 日本語学科 
(元 マンダレー外国語大学 外国語学部 日本語学科 学科長)
Win Win Thant(ウィン・ウィン・タン)准教授 

◇事業創造大学院大学 同窓会会長
遠山 幸男 氏(株式会社ウイネット 代表取締役)

2019年10月に入学し2021年9月をもって修了を迎えられた日本人をはじめ、ベトナム、中国、モンゴル、インドネシア、ミャンマー、インド、台湾からの留学生を含む17名の皆様に「MBA経営管理修士(専門職)」が授与されました。

式典では、仙石正和学長から修了生の皆様へ次の3点についてお祝いの言葉が贈られました。

1.皆さんはニューノーマルの時代に生きていこうとしているが、実はコロナ禍のような大きな災害が常に存在する状態こそがニューノーマルとなる可能性が高い。
このニューノーマルの時代をマイナス面ばかりみることなく、有効なテレワークの活用のようにプラス面を生かして活動いただきたい。

2.DXとそれを支える技術として、CPS、IoT、ビッグデータ、人工知能、ブロックチェーン、ロボットなどが注目されている。これらの技術を利用しつつ、環境問題、SDGsなど、イノベーションを興そうとしているにもかかわらず、先進国では経済が成長していない。
イノベーションには、既存の技術とサービスの組み合わせによって独創的な価値創造が可能になるとの考えだけでなく、ビジネスと無関係に思われたモノやコトの導入や独自の新しい独創的かつ革新的な技術が必要である。
実践に向かう基礎研究の重要性が再び叫ばれる時代へと向かっていることにも十分注意して活動いただきたい。

3.様々な活動を継続していくためには何より心身ともに健康であることにご留意いただきたい。
以上、世界がコロナ禍という脅威にさらされているこの時代に、本学でMBA学位を取得された修了生の皆様の努力と功績を称えました。

続いて、修了生を代表し、渡邉直彦さん(新潟県)が修了生を代表して答辞を述べられました。

渡邉さんは「本学の講義は全てが興味深く、新鮮なものであった」と2年間の大学院生活を総括されました。
また、「コロナ禍という急激な環境の変化は従来の産業構造やビジネスモデルに予期せぬ危機をもたらしたものの、同時に多くの新たな機会も生み出されている。本学で学んだ社会や人々が求める価値を見出し、創出していくという精神は、このような状況下だからこそ、一層重要になるものと確信している」と述べられました。
最後に「これがゴールではなく、進む道はそれぞれ異なるものの、一人ひとりが得た学びをそれぞれの国、それぞれの立場から社会に還元していくための新たなスタートに立ったのだ」と締めくくりました。

式典終了後には、本学の修了要件でもある専門職成果報告書(学位論文)最終審査において、優秀な成績を修めた者を表彰する「事業創造アウォード」受賞に移りました。
今回は誠に残念ながら優秀賞及び最優秀賞ともに該当者なしという結果となりましたが、修了生17名一人ひとりが集大成として仕上げた専門職成果報告書(学位論文)は、創造的かつ価値のあるものばかりでした。

来賓として参加された関係者の皆様からは、式典開始前後に修了生の皆様へ激励のメッセージが贈られ、交流会も開催しました。
参加いただきました関係者の皆様、この度はお忙しい中「学位記授与・修了式」へ参加いただき、本学教職員一同、心より御礼申し上げます。

修了された皆様、2年間、大変お疲れ様でした。そして改めましておめでとうございます。教職員一同、修了生の皆様の更なるご活躍とご健勝を心から祈念いたします。