事業創造大学院大学

2025年4月、事業創造大学院大学は
開志創造大学(仮称)へ名称変更予定です。

学生の声

グェン・ティ・フェン・チャムさん

Nguyen Thi Huyen Chamさん

ベトナム ハノイ大学卒業 2014年4月本学入学

入学した動機について教えてください。

私が事業創造大学院大学に入学しようと思ったきっかけは、ベトナムの大学(ハノイ大学)で少しばかり勉強した経済学や経営学についてもっと理解を深め、世界に通用する経済学や経営学を学びたいと思ったからです。ハノイ大 学の授業では、経済学の一つである「貿易」について勉強し、「日本へのオートバイ輸出」をテーマとしたレポートを提出しました。どうすれば日本で商品が売れるか?を市場調査、商品決定、取引先信用調査、輸出契約、外国為替予約、通関手続き、船積み等を想定してレポートを作成しましたが、本当に事業として成立するのか等の疑問点がたくさんありました。きっと専門的な経済学の知識さえあれば、この疑問も解決できたであろうと思います。私は事業創造大学院大学で、「経営管理修士(専門職)MBA」の学位を取得し、それを活かしたビジネス分野において、 将来、ベトナムの経済発展に貢献したいと考えています。

学んでいる科目について教えてください。

現在、一年生として、世界に通用する、経済や経営の基本的な知識を身に付けるべく、色々な科目を学んでいます。 「経営学概論」や「経営戦略」、「マーケティング」や「市場調査法」、そして「ビジネスフラン作成法」など多岐に わたります。事業創造大学院大学では、興味を持つ分野に関する科目や学びたい科目を自由に選択出来ます。そし て、秋学期からゼミ(演習)が始動し、先生やゼミの皆さんから沢山のコメントやアドバイスを頂けるため、自分が計 画するビジネスプランを改めて見つめ直すこともでき、大変役立っていると感じています。

演習と事業計画書(ビジネスプラン)について教えてください。

私が立ち上げたい事業計画書のテーマは「ベトナムの手工芸品を活かした小さなSPA(製造小売業)ブランドの設立」です。私の考える自社のビジネスモ デルは、ベトナムの自社工場・提携工場において、自社デザインによるシルク商品や小物を製造し、日本で販売する方式です。ベトナムには北部から南部まで工芸品の製造工場が約1500か所もあり、多様な商品が提供出来る環境下にあります。この利点を利用して日本人に人気のある洋服やハンカチ、ネクタイやクロスの小物など、シルク系とシルクに刺繍を施した商品開発に取り組んで行きたいと思います。また、この事業は、自国の発展を支援し、そして貧困問題の解決にも繋がる可能性を秘めた社会的にも大変意義のある事業であるものと期待しています。

MBA取得後の将来の目標について教えてください。

私はこの事業創造大学院大学で「経営管理修士(専門職)MBA」の学位を取得後、ビジネスマナーをはじめ、日本人の考え方が良く理解でき、コミュニ ケーションがとれる人となれるよう、日本で数年間働きたいと考えています。日本の文化を色々体験しながら、日本独自の習慣も深く理解していきたいと 思います。帰国したら経営学の専門知識を活かして自分の事業を展開し、ベトナムの経済発展に貢献したいと思います。