事業創造大学院大学

2025年4月、事業創造大学院大学は
開志創造大学(仮称)へ名称変更予定です。

学生の声

黎 潮輝さん

黎 潮輝さん

中国 昆明理工大学卒業 2012年4月本学入学

入学した動機について教えてください。

大学時代はマネジメント関連の専門を習得しました。来日後、池袋のある進学説明会で本学に関する情報を手に入れたのが本学を知る最初のきっかけでした。大学時代の勉強によって、MBAという専門に深い興味を持っていました。その後、石谷先生の公開授業を聞いて、「この学校なら、勉強する甲斐がある。」と感じ、本学に出願することを真面目に考え、いろんな困難を克服し、本学に入学しました。

学んでいる科目について教えてください。

今までは、主に企業管理、企業戦略、組織構造、イノベーション、リーダー、リーダーシップについて真剣に取り組んできました。ほかにも金融、財務、ITなどの授業も勉強しました。入学して間もない頃は、最初の一週間で、沢山の科目を学び、その一週間で勉強した知識量は、大学4年間で勉強してきた学習量をすべて合わせた場合よりも、より多いと感じました。私は本学で、より多くの知識を勉強したい、チャレンジしたいという気持ちをもって、今でも取り組んでいます。

演習と事業計画書(ビジネスプラン)について教えてください。

今検討している研究テーマは中国アニメーション・コミック市場産業化戦略という計画書です。大学時代では、私は中国アニメ市場の現状と将来性を研究してきました。結論として、中国アニメ市場はとても有望ですが、幾つかの問題が顕在しているように思います。中国政府はアニメ市場に注目し、力を入れ発展してきましたが、産業構造に対する模索、海賊版の市場流出、零細企業の生き残りの難しさなど、様々な問題を抱えています。このような問題を解決できるのは経営の知識を兼ね備えた学識者ですが、中国には残念ながらアニメ市場に 造詣の深い経営者や学識者がいません。私は、自らこれらの困難な問題に直面し研究する必要性を感じ、研究テーマとして掲げました。

MBA取得後の将来の目標について教えてください。

将来の目標は自分の事業計画書を活用して、中国でアニメーション産業を発展したいと思っています。アニメーション産業は日中関係の柱でありますし、日本で勉強している多数の中国人は、日本製のアニメが好きで日本留学を決意した者も少なくありません。日本製アニメを通じ、中国人は日本文化や日本人の考え方(気持ち)を知り、そして中国に帰国した留学生たちの努力によって、日中関係が日々活発化するようになったと感じています。日中両国の平和と友好発展のために、中国アニメーション・コミック市場を推進する必要があると考えています。